素顔のままで


あれから9年、天国はいったいどこにあるんでしょう。

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今日は父の命日9年前の今日、父は逝ってしまったのです。病院に入院中だった父は、それまでは意識も朦朧としていて、いつ逝ってもおかしくないぐらいの状態だったのに、その前日の夕方には、いつものように父の病室で長い時間を過ごして帰る私を見送るために 、しっかりと体を起こして「なんや、もう帰るんか、しゃあないなぁ…」と関西を離れて何年経っても抜け切らない関西弁で言ったので、私は、「また明日の朝来るわ」と言った...