本音と建前

昨夜、

娘は、
台風の影響が
まだひどくない時間帯に帰省しました。

ローカル列車から降りたった娘は、

珍しく、
黒い膝丈の
フレアースカートを履いていました

「そんなスカート珍しい、
　夏物？」

と訊くと、

「うん、夏も秋も冬も着れるよ。」

って。

はっ

うちに着いてから、
そっとスカートの生地に触れてみると、

裏起毛でした。

「それって
どう見たって冬物でしょう？」

と言うと、

「別にいいじゃ～ん
冬物を夏に着たって～」

相変わらず素っ頓狂な娘です

そんな娘に
たくさんのお土産を
買ってくるようにお願いしておいたミーさん

いつも野菜をくださるご近所さんに
配るためです。

名物「東京ばな菜」
キャラメル味もおいしいですね～
 

娘のおすすめ
「かきたねキッチン」の柿の種
色んな味があります。
 
だけど、
これ製造元大阪なんですけど～

ご近所さんは、
ミーさんがこうして何か
小金を使って品物を持っていくと、

「こんなことするなら、
もう野菜くれんぞ～！」

って、
素直には喜ばず
半分怒ったように言うけれど、

ミーさんは、
それにも懲りず、

こんな風に
日頃の感謝のしるしとさせていただいています。

でも、
野菜をくださるご近所さんにも
色んな考えの方もいらっしゃいます。

ご近所さんの多くの方は、
ミーさんちだけでなく、
色んな人たちに
野菜をあげていらっしゃるようで、

ある時、
こんな風にお土産を持って
ご近所さん巡りをした時のことです。

ご近所さんのひとりＩさんは、
こんなことをおっしゃいました

「お前はこうやって
　ちゃ～んと土産なんか持ってきてくれるけどよ～

　お前の下に住んどるＴさんよ～
　
　どれだけ野菜やったって
　何にも持って来んぞ～」

って。

地元の資産家Ｉさんの口から聞いた
できれば聞きたくなかった言葉です。

でも、
これが本音なんでしょうね。

気は心

忘れちゃならない大人のルールかもしれません




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