映画『ドリーム』を観て泣いた。 / 安い野菜でしのぐ夕ご飯

久しぶりの映画館

思い出してみれば、去年の１１月の終わりに『火花』を観て以来かれこれ１か月半も映画館に足を運んでいなかったのです。

休日の今日、のんびりした朝を迎え、ゆっくり新聞に目を通している時、県内の映画情報欄に目が留まり、さて、今はどんな映画が上映されているのかと見ると、いかにも私の興味をそそりそうもない映画のタイトルの中に光って見えたのが『ドリーム』

光って見えたと言っても、この映画の存在のことも、ましてあらすじなど全く知らなかった私は、どんな映画なのかと早速スマホでググってみたのですょ

ノンフィクション、人種差別、NASA、数学

それだけの単語を見ただけで、私的にはビビビっときてしまい、それから慌てて３０分で身支度をしていつもの映画館へ車を走らせたのです。

この映画『ドリーム』は公開直後の映画ではなく、すでに去年の９月から公開されていた映画だったようですけど、さすがアカデミー賞部門受賞作品

NASAで功績をあげた天才的黒人女性たちの凛とした生き様や仕事ぶりは、つまらない人種差別などに屈するような弱々しいモノではなく、観客をスカッとさせてくれるほどの力強さを感じました。

伴侶に先立たれ、３人の娘たちを育てるシングルマザーのキャサリンが、娘たちと母親の前でジムから誠実なプロポーズをされるシーンが同じシングルマザーの私としては一番泣けたシーンでもありました。

前評判で涙なしでは見られないと言われるようなお涙ちょうだい的な映画より、この映画のように人の心の奥深くに感動を残してくれるような映画の方が私は好きです。

新春早々いい映画に出会えました。



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