何が本当で何が嘘かは知る由もありませんが

今日の夕方

さぁ、今からご飯を食べようとした時に、玄関チャイムがけたたましく鳴ったのだけど、いつもなら慎重にのぞき穴から訪問者の顔を確認してからドアを開けるのに、今日に限って確認もせずに勢いよく開けてしまったのは運の尽きでした。

訪問者は新聞の勧誘セールス

以前にも何度かうちに来たことがある全国紙の新聞セールスなのだけど、どうしてこうセールスというのはわざわざ夕方の忙しい時間を狙ったようにして勧誘に来るのでしょうか

うちに来た彼は、働きながら大学に通っている奨学生だと言っていたけれど、初っ端から自分は隣の県の出身で、おばあちゃんと二人暮らしをしていて、自分の名前もおばあちゃんに付けてもらったと、なんだか苦労人をアピールしているように見えました。

私もいつもならさっさと話を切り上げて断るものの、ノルマ達成に焦っていた彼の口車にまんまと騙され、というより、たった半年間、別の新聞の契約するぐらい大した問題でもないし、断るのもメンド臭くなったというのが本音かもしれません。

ということで、年が変わってから半年間、別の新聞を配達してもらうことにした私

それにしても、こんなにたくさんのモノで吊らなければ新しい顧客を獲得できないモノなのでしょうか



液体洗濯洗剤本体＋詰め替え用２袋
キッチンクロス２枚入り
２５００円分の商品券

普通なら粗品としていただけるのはキッチンクロス２枚入りぐらいのものですから、私としてはありがたい限りでしたけどね

これらの品々は、彼が契約を取るために、新聞の勧誘をするには夕方ギリギリの時間に、訪問先の私に、「余った粗品を全部上げるからお願い！」と言った焦りの気持ちの表れですね

契約を取りたいがために、彼の口から出た話の何が本当で何が嘘かは知る由もありませんが、自称奨学生でおばあちゃんと二人暮らしのはずの彼の左手の薬指にはめられた指輪は何だったのでしょう。

それでも私は彼の身の上話を信じたい。

契約をした自分のために(-_-;)




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