呆れてモノが言えないだけですょ / 送料負担だけで買った本

数か月前に何気に母から聞いていたことだけど、今年６０歳になる実家の兄はどうやら失業したそうです。

正確には来月から失業、３月末までは有給休暇を使って休んでいるそうです。

失業なんて言うと、さも今までずっと働いていたように思われそうだけど、つい５年ほど前にようやくありついたアルバイト先でのことで、おそらく行き先のない兄を憐れんで６０歳になるまでと渋々雇ってくれていたのだと私は思っているのです。

どこでどうなったのか、若い頃から生活基盤がまったくできず、長くて２、３年、短くて数日という風に仕事が続かず、無職の期間の方が圧倒的に長かった兄

そんな兄のことをずっと見ていた私は、人の懐をアテにして６０歳になるまで貯金もせずに暮らせる人も世の中にいるのだと、むしろ感心してしまうぐらいです。

日曜朝市に出かける前、実家の母に「今日はお米も買ってきてほしい」と言われ、また諭吉が飛んでくと内心思いながらも大量の食材と１０ｋｇのお米１袋を買って実家に寄ると、母はいきなり兄の愚痴を言い始め、とうの兄はパチンコで留守でした。

いつものことですから別に驚きもしませんが、呆れてものが言えないだけです。

いつまでこうして私が食材を届けられると思っているのでしょうかねぇ

私もあと数年で６０歳ですょ

私に対して申し訳ないとかいう気持ちがかけらでもあればまだ救われますが、そんな気持ちはサラサラないでしょうね　彼らには

毎日部屋が真っ白に煙るほどタバコを吸う母と兄、失業したことをまるで喜んでいるかのようなパチンコ三昧の兄

血の繋がった母と兄ですょ

世の中もっと悲惨な思いをしている家族もあるでしょうが、これが私に与えられた人生なら神様を恨みたくもなります。



★ランキングに参加しています！

こんな記事も読まれています

• ショーケンの時代
• 無心の土いじり / 久しぶりの焼きそば
• 呆れてモノが言えないだけですょ / 送料負担だけで買った本
• 気負い過ぎない余裕の勝利とでも言いますか / りんごの力
• フィギュアスケート世界選手権 / ムスカリの花

▶全記事タイトル一覧を見る