エンディングノートに書く重要事項

実に
２週間ぶりの
日曜休みの今日です。

久しぶりに
日曜朝市に顔を出すと

決算セールとやらで
お値打ち品が盛りだくさん

そのせいか
人の入りも
いつもの日曜朝市より
随分と多かったように思います。

買い物客も
気のせいか殺気立っているように見え、

うろうろしていると
ショッピングカートを隅に追いやられたり

田舎のスーパーにしては
大盛況でした。

変則勤務が始まってから

この光景が
もう懐かしくも感じられ

毎週毎週通っていた日曜朝市には
こうして仕事の休みが重なった時しか
来られないかと思うと
少し寂しいような気もしました。


心にも少し余裕ができ始めたこの頃
とたんに今までの
判で押したような生活が懐かしくなり始めました。

正直言って
この年になってからの
環境の変化というのは

馴染んだように見えても
いつまで経っても
浮き足立っているような感覚かもしれません。

そうこうしているうちに
６０歳定年とか
後期高齢者とか

そんな年齢に
いやでも到達していく自分を想像するだけで
怖くなってきます。


お茶飲み友達ぐらい
今のうちに作っておくべきでしょうか


５０数年生きてきて
私にはいったい何が残るのかとか
つまらないことを考え始め

一人娘には
何も期待はしていないし
老後の面倒を看てほしいとも頼んでいないけれど

一つだけお願いをしました。

お葬式だけは自分であげることができないから
それだけはあげてちょうだい
と


それくらいはするゎ
と娘


粉骨砕身働いて
娘を育てても

娘のその一言は
私の人生のすべてを
否定するに等しいほどの
冷淡な言葉に聞こえました。


年齢を重ねると
ひがみっぽくなりますゎ


エンディングノートにでも書いておこうか

「娘よ
　お前に貯金は渡さん」って







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