純粋で可愛い職場体験の女子中学生

あんな頃が

誰にでもあったのだろうかと思うほど
純粋で可愛い女子中学生2名

この地域の中学校で
夏休みに行われる行事で

ミーさんの職場に
職場体験に来たお二人です。


一人は
テニス部所属で
真っ黒に日焼けした

ちょっと細身で
鼻筋の通った小顔の
かわいい子


もう一人は
バレー部所属で
かなりのショートヘア

聞くところによると

この辺りでも
ちょっと名の通った
お育ちのいいおうちの子らしく

いかにも
賢そうに
はきはきと返事をする子でした。


お昼の休憩時間のことです。

初めての職場体験という緊張から
少しの間
解き放たれた休憩時間に

彼女たちは
それぞれのお母さんが作った
手作り弁当を

それはそれは
おいしそうに
バクバクと食べていました。

一人は
明太子の入った
海苔も何もついていない
大きな塩むすびを
口いっぱいに頬張り

一人は
女の子らしいオレンジ色の弁当箱に
きれいに詰められた
ウインナーや
玉子焼きの入ったお弁当を

短めの箸で
次から次と口に運んでいました。


彼女たちの

食べる姿も
語る姿も

勿論
職場体験する姿も

どれひとつとっても
自然体で

「一所懸命」
といった言葉が
本当によく似合う二人でした。


休み明け早々
憎まれ口を叩くR子に

彼女たちの
キラキラ光った目の美しさや
あの純粋さなど
分かるはずもないと思いながら

二人の担当をしていたミーさんは

後々の人生に
影響するものは

やはり
お育ちなんだろうなぁ
って・・・







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