片意地張るのも限界が来るのか。

小雨降る
曇り空の休日

午前中は
食料品の買い出しやら
一通りの家事を済ませ

お昼ご飯を食べた後
猛烈な睡魔に襲われ
お昼寝をしました。

こんな日は
ホントに良く眠れます。

２時間ほど経ったら
自然に目が覚め

さぁ
何をしようかと考えても

夕飯の支度にはまだ早いし

ベランダ作業はと言っても
雨が自然の湿り気を与えてくれていて
さしあたってすることもなし

ぼんやりと
秋めいた窓の外の
曇り空の景色を眺めていたら

また
余計なことばかり考える
イヤな季節がやってきたなぁ

と視覚に訴えたようでした。


もう４０年来の旧知の男性が
ある日突然
バツイチになられた時

「俺はもう２度と結婚はしない」
と断言していました。

それほど
結婚生活が厳しかったのだと
察したけど

晴れて
おひとりさまとなった彼は

結構
自由気ままにしていらしたようで
派手に遊んでいるような噂を
聞いたことがありました。

彼とは
年賀状のやりとりだけはしていたので
毎年毎年
当たり前のように
出していたところ

ある年
彼からの年賀状の
差し出し人の住所が変わり

差し出し人も
連名になっていました。


その時初めて
彼が再婚をしたことを知りました。


「俺はもう２度と結婚はしない」
と言っていた彼も

もしかしたら
今日のような
秋めいた曇り空の日を
一人で過ごすことに
耐え切れなくなったのかなぁ
と思いました。


やはり
「人」という字の如く
人は支えあって生きるのが
本来の姿だと

彼の再婚を祝福したのが
昨日のことのようです。



自分のことは棚に上げて






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