幸せは一人で噛みしめるもの

或る方のブログが気に入って
ずっと拝見していたのょ

都会的で
写真も文章も
どこか洗練されていて
いつも感心していて

その方のブログを訪問するのが楽しみでした。


だけど
それがだんだんと
楽しみではなくなってきて

訪問するとすぐに
ページを閉じる
いわゆる直帰したり
訪問しない日も多くなりました。


彼女は
幸運なことに
５０歳を過ぎて結婚が決まり
それも初婚

それを初めてブログ上で知った時には

お会いしたこともない方なのに
なんだか
自分の身内のことのように嬉しくて
祝福の言葉を差し上げたぐらいでした。


５０代にして結婚が決まった彼女は
よほど嬉しかったのでしょう

そのお幸せな様子を
ブログで何度も何度も書いていて

何だか
２０代の頃のような
初々しいおのろけブログを

初めは
私も目を細めて読んでいたけれど

それが徐々にエスカレートして

ついには
まるで芸能人のように
ご自分の顔写真を
バンバンアップされるようになった頃には

嫌悪感すら感じるようになってしまった私


人の幸せを
素直に喜んであげられない私は
心の狭い人間なのか

とも思ったけれど

これは
一人の子供の親である
私の見解からすれば

スポーツ万能な
他人の子供の運動会のビデオを
延々と見せられるようなモノ

一位になった徒競走一つ見れば十分



彼女の幸せ報告は
一度で充分だったかも

あとは
一人で噛みしめていた方が
よかったんじゃないかって


だからと言って
彼女の幸せを願っていないわけではないんですょ



ただ
関心がなくなっただけ

申し訳ないけど

 

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